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ももの木交流会

12月11日(土)
2ケ月一度の定例のももの木交流会が、14時から麹町番町教会の会議室で行われた。今日は交流会の後、釣魚会が忘年会をかねて行なわれる。

交流会での話の中で、中心的な話題は就職問題だった。K君から自分の就職の問題について提起された。彼は再生不良性貧血か骨髄異型性症候群かの判断がつかない病気だった。最初に診断を受けたのが10年前だった。進行が遅かったので経過観察が長い間続いた。大学を出る頃に発病してこともあって、就職に関しては病気を抱え何時治療に入るか分らなかったこともあって正社員として勤める事を諦めてしまっていた。

経過観察が6年続いたが、病状が進行して月一度輸血をするようになった。それを2年間続けたが、結局2年前に同種移植を行なった。GVHDなどの影響や、移植時の大量抗がん剤の投与によって中々体力が回復しなかった。やっとどうにか働ける身体になったので、そろそろ就職について考えるようになったということだ。

新たに就職を探すといってもまず働くということに身体を慣らすことが必要だ。話に加わっていた人が「自分の場合は、最初は1日おきの週3日働くというリハビリ勤務が可能な理解ある職場だった。段々身体を慣らしていって今では全日勤務となっている」という話をした。

正社員で職場復帰する場合とは違いこれから就職する場合、とてもリハビリ勤務など認められるわけはない。正社員でもリハビリ勤務は認められず、全日勤務が可能になってから出社するように言われた人もいる。その人はリハビリ勤務の代わりにボランティア活動をして身体を慣らしている。

ともかく通勤訓練から初めて、最初はパートの仕事を捜して1日2、3時間勤務をして身体を慣らし、全日勤務が可能になった段階で就職活動をするほかない。正社員になった場合どのような労働条件になるか分らない。それをこなせる体力の回復が何よりも必要なのだ。

再発の不安を抱えていることもあって患者にとっての就職活動は精神的にも肉体的にも、社会的にも厳しい問題を抱えている。それでなくても就職難の時代、社会的な偏見も含めて、元がん患者を雇う所は稀だろう。多くの患者は自分の病気を隠して仕事を探したり、就職した会社では病気の事を回りに知らせないし、知られないように気を使わなくてはならない状態にいる。

求職活動をしている人、就職している人、職場で病気の事を同僚が知っている人、誰にも知らせていない人、色々な患者がいる。しかし元がん患者に対して理解のある職場に勤める事ができているのは極々稀な運のいい人といわざるを得ないのが現状である。この状態を変えていくには社会的な支援のシステムが必要となるだろう。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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