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眼科の治療・デノシン注射16回目

12月15日(水)
 今日は毎週繰り返されるデノシン硝子体注射をするための通院日だ。先週左眼の眼圧が22(基準値は10~21mmHg)あった。最近はずっと13~14位で問題はなかった。何故急に眼圧が上昇したのか、眼底検査によっても原因ははっきり分らなかった。

眼科医の判断によると「サイトメガロウイルス(CMV)によって網膜の静脈が血栓を起こし失われたが、それを補うため新たに静脈が成長してきている。しかしその静脈が不必要な場所に成長していて、それが房水の出口を塞いでいて眼圧が上がっていったのではないか」ということだった。

先週はともかく一週間様子を見ようということだった。折角CMVが消滅したと考えられ、来週22日の血液検査で、CMVが見つからなかったら、デノシン注射をやめようという段階までいったのに、また別の問題が起こっているようだ。

今日の眼底検査の結果は33と大幅に上昇している。この2、3日眼球に圧迫感を感じる事がたびたびあった。眼圧が上昇していたのだろう。眼科医は眼底検査をして「左網膜中心静脈塞栓症」が原因であると判断した。視野欠損や視力低下の原因はCMVによる網膜への影響だけではなく、血液の過粘稠によって網膜の動脈や静脈が血栓を起こした事も原因となっている。

「蛍光眼底造影検査についての説明」の用紙に眼病の正式名称が書かれていた。「サイトメガロウイルス網脈絡膜炎、左網膜中心静脈塞栓症」ということだ。静脈塞栓症は高血圧による動脈硬化が原因となることが多いが、私の場合原発性マクログロブリン血症による、血液の過粘稠によるものなのかもしれない。しかしIgMが3000位で過粘稠になるものだろうか。7500位のとき眼底検査をしたが網膜の血管に異常はなかった。ともかくも2つの眼病が同時に発症したということなのだ。一方がもう一方を誘発したとも言える。

さらにはっきりさせるためには「蛍光眼底造影」を受けた方がいいということだ。この検査は眼底検査だけでは十分な情報をが得られない場合などに蛍光色素の造影剤を点滴し、網膜・脈絡膜の血管を造影し、診断を確定する検査だということだ。

医者から蛍光眼底造影検査についての説明の用紙と、同意書が渡された。説明の中の必要性についての項目には「この検査により、通常眼底検査では分らないような血管異常や血流異常等多くの情報が得られ、診断や治療方針決定に必要です」と書かれていた。

検査方法としては、瞳孔を開く点眼薬をさし、瞳孔が開いたら点滴で造影剤を投与しながら、経時的に眼底カメラで撮影する。撮影時間は10~15分程度ということだ。

検査結果を見て最終的な治療方針を決めるが、血管新生阻害剤のアバスチンの硝子体注入や、網膜浮腫をできるだけ早く消失させ、新生血管を取り除くためのレーザー光凝固術等が考えられる。ただCMVによって網膜が薄くなっている所があり、その場所にレーザーを使うと破れてしまうことがある。

急激に眼圧が上がってきているので早く蛍光眼底造影検査をして治療方針を決めなけれならない。検査日は2日後、17日になった。眼圧を下げるためミケラン点眼薬が処方された。既にデノシン注射による感染予防と炎症防止のため抗菌剤のクラビットとステロイド剤のリンデロンを1日4回点眼している。これにミケランを朝晩2回点眼する事になる。

網膜中心静脈塞栓症: 網膜の静脈が閉塞する病気です。静脈閉塞が起きた患者さんの80パーセントは、高血圧のある人です。これは、高血圧によって、網膜の血管が痛められること(動脈硬化)が影響しています。

静脈が詰まると、そこまで流れてきた血液の行く手が阻まれ、末梢側(心臓からより遠い方)の静脈から血液があふれ出します。あふれた血液は、網膜の表面にカーテンのように広がる眼底出血となったり、網膜内に閉じ込められ網膜浮腫(網膜の腫れ)を起こします。このときの症状は、眼底出血では出血が広がっている部分の視野が欠ける、網膜浮腫では視力の低下として自覚されます。

静脈閉塞症の合併症として血管新生が起こることがある。閉塞部位から末梢側の毛細血管が破綻し消失すると、そこは無血管野(血管の存在しない部分)となります。無血管野の細胞は、血管の新生を促す物質(サイトカイン)を放出し、それによって新生血管が発生します。新生血管は、硝子体を足掛かりにして伸びてきてます。新生血管の血管壁は、大変もろくて破れやすいために、容易に出血が起こります。(眼と健康シリーズ No5)

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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