スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

入院第1日目

2月3日(木)
10時: 病院着。入院受付窓口で入院の手続きを行う。診察券と健康保険証の提出は当然だが、事前に所属健康保険組合から「限度額認定適応証」を発行してもらって、それをその時窓口に出せば、幾ら医療費がかかっても食事代などを除き月々の支払い時、通常81,000円以上支払わなくても済む。2006年に入院した時はカードも使えず、4、5ケ月後に高額療養費制度で変換されるが、一旦窓口に移植の時など何十万円もの金を運んでこなければならなかった。

10時15分: 病室に案内され、看護師から病棟内の説明を受ける。病棟入口に「食堂ディルーム」という場所があり、10数人集まって患者同士の話合いや面会に使う事ができる。そこで「ももの木」の院内患者・家族交流会も行なわれている。

ある時、別の病棟の付き添いの人が何日か寝泊りしていた。それが問題になり血液内科関係者以外は使用禁止なった。血液内科関係の患者・家族は感染にきわめて敏感だ。他の病棟の人はそうはいかない。今院内感染含め問題になっている。交流会に出ても病棟の中まで入ったことはない。中々厳重な感じで入りづらい。面会者は看護室の前で手洗い、マスクの指示を受ける。埃を吸ったコートはクロークに預ける。

11時: 病棟案内をひと渡り終ると、医者がベッドの横に待っている。すぐにマルク(骨髄穿刺)をするという。あれよあれよと間に準備が整う。これは痛いという人と痛くないという人がいるらしく、私は痛くない方なので何ら問題なくあっという間に済んだ。前回は中がすかすかで採取できなかったということだったが今回は大丈夫だったようだ。

13時: 昼食をとる間もなく、今度は中心静脈カテーテルの挿入である。これは以前移植時に2回やっているので、同意書もなかったが、肺に穴開け、肺気腫になったり、動脈にカテーテルが刺さったりと危険を伴うものであるのは確かだ。人によっては中々静脈にカテーテルが入り込まず1時間位かかる場合もある。しかし、あっさりと15分ばかりで終った。

14時:
その後、中心静脈カテーテルの位置を確認、骨病変があるかどうかの把握などのためのレントゲン検査を行う。さらに心電図、心臓エコーの検査した。心臓エコーは通常10分位で終わるのだが20分以上やっていた。異常があるか聞いたら特にはないが、担当医に聞いてくれということだった。

15時30分: 看護師の患者、家族のカウンセリング方面の担当者なのだろう、今までの病状経過、今回入院至った経過を聞きたいということだった。そこで2005年、足の指に物を落とし出血が止まらず血液検査をして病気が分り、今まで様々な治療を行ってきた経過を話した。

16時: この病院では入院患者に対しては外来の担当医を中心に3名でチームを組んでいる。そのうちの一人が今回主に私の担当になるということだ。その医師から治療方針への説明があった。

昨日のブログにも一覧表を示したが、より具体的な説明があった。
▼ デキサメタゾン33mg:1日30分点滴で4日間行う。

▼ シスプラチン16m:4日間かけて点滴。1日目はAM11時から翌日のAM10時まで、1時間休んで、またAM11時から翌AM10時まで行う。これを4日間、つまりほぼ96時間休むことなく点滴し続ける。

▼ エンドキサン650mg:4日間かけて点滴。1日目AM11時から初めて96時間休むことなく点滴し続ける。

▼ エドポシド65mg:4日間かけて点滴。エンドキサン同様1日目AM11時から初めて96時間休むことなく点滴し続ける。

特にこの療法で問題となるのが、腎不全と骨髄抑制である。ソルデムや生理食塩水を大量に投与し尿量を確保する必要がある。既に長い治療経過の中で造血幹細胞が弱っている状態であるで、骨髄抑制はかなり厳しく発現するだろう、といった説明を受けた。

16時30分: ソルデム点滴開始。IgMの増加による、血液の過粘稠防止・血の濃度を薄めるため、1リットルを24時間で点滴する。それを治療開始まで持続する。

17時: 担当医との話。外来を受け持っている気心の知れた担当医が様子を見に来てくれた。担当医から渡されたプロトコルによると治療法は上記の通りなのだが、定期的に血液検査をしながら骨髄抑制の状態、副作用の現れ方などを綿密にチェックしながら、薬の量を調整したり、間隔を空けたりと様々なやり方を駆使して治療に当たるつもりだから心配しないでいいということだった。

治療開始日をいつからにするのか。早ければいいということで、今日中心静脈カテーテルの挿入までやってしまった。しかし、担当医にも言っておいたのだが。2月5日には足立区立関原小学校での「いのち授業」があり、この授業は道徳授業として、事前に話の内容原稿を渡し、担任の先生がそれに沿って授業を組み立てるということもあって、代わりの話し手を用意する事ができない構造になっていた。24時間点滴といった抗がん剤治療の合間では到底参加できない。結局治療は月曜日から始める事にした。副作用の出方が分らないから土曜日とか日曜日とかには始めたくないということだった。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yosimine

Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

最近の記事
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブログ内検索
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
リンク
月別アーカイブ
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。