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治療経過ダイジェスト・3

サリドマイド療法からレナリドマイド、そしてDCEP療法へ 
 (2008・4.2~2011・3・12)


Ⅵ、サリドマイド療法

1、サリドマイド単剤で使用(2008・4・2~)
きわめて効果的だったベルケイド療法は、第3サイクル、第4サイクルと回を重ねるにしたがって効果がなくなり、3月段階でIgMは再び上昇し始めた。このまま続けていってもIgMを抑えることは出来ないと判断し、サリドマイド療法を採用することにした。この薬は厚生省で認可されておらず、保険適用外で、輸入代行業者を通じて個人輸入しなければならない。しかし外に効く薬がない現状ではサリドマイド(血管新生抑制剤)を使用する他ない。4月2日からサリドマイド100mgを服用することにし、5ケ月行った。効果としては、IgMを減らすことは出来ないが、増加を抑えることは出来ていたが、徐々にIgMが増加して来た。
 
2、サリドマイド+エンドキサンの併用療法(2008・9・3~)
サリドマイド単剤での治療効果が薄れてきたのでエンドキサン(シクロフォスファミド・アルキル化剤)を併用することにした。サリドマイド100mgは今まで通り服用し、エンドキサン50mgを月5日間服用するというものだ。その後7日間にした。しかしこの併用療法はあまり効果が無く、米国の血液学会で推奨されていた、サリドマイド+エンドキサン+デカドロン(ステロイド)の3種併用療法に切り替えた。

3、サリドマイド+エンドキサン+デカドロンの併用療法(2008・11・27~)
サリドマイド100mg/毎日+エンドキサン300mg/週1回+デカドロン40mg/4日間月1度を服用するというもので、かなり長い間効果を持続した。

4、その後のサリドマイド併用療法(2009・6~)
2009年
6月 サリドマイド100mg/毎日+オンコビン(ビンクリスチン)2mg/月1度+デカドロン(デキサメタゾン)40mg/月4日。効果減少。
8月 オンコビンを月2度にするが効果期待できず。
9月 サリドマイド100mg/毎日+メルファラン(アルケラン)8mg/月4日+プレドニン50mg/月4日。
11月 好中球が 500以下になる。上記の療法による骨髄抑制が強すぎるので中止。
11月25日~ サリドマイド100mg/毎日+クラリスロマイシン200mg/朝晩毎日+プレドニン50mg/月4日。クラリスロマイシンは抗生物質であり骨髄抑制の心配はなかった。
12月24日~ 上記療法が全く効果を発揮せず、IgMが1ケ月に1000も上昇してしまった。次の療法として
ベルケイド2.1mg/週1回毎週静注+デカドロン33mg/週1回毎週静注+サリドマイド100mg/毎日服用+エンドキサン(シクロホスファミド)50mg/月4日服用。ベルケイド、デカドロンは4週連続して行ない1週休薬する。

2010年
4月28日~ エンドキサンを100mgに増量
6月23日~ サリドマイド+MP

サリドマイド療法でのIgMの推移
G5.jpg

2008.4.2   サリドマイド単剤で使用開始
     9.3   サリドマイド+エンドキサン
     11.26 サリドマイド+エンドキサン+デキサメタゾン
2009.6.11  サリドマイド+オンコビン+デキサメタゾン
     9.16  サリドマイド+メルファラン+プレドニン
     11.25 サリドマイド+クラリスロマイシン+プレドニン
     12. 24 サリドマイド+ベルケイド+エンドキサン+デキサメタゾン
2010. 6. 23  サリドマイド+メルファラン+プレドニン

Ⅶ、レナリドマイド使用開始

2010年9月29日~ レナリドマイド(レブラミド5mg×3=15mg)を月21日間服用開始。
2011年1月19日~ レナリドマイド15mg/毎日+デキサメタゾン40mg/4日間服用、4日間休薬しまた4日間服用する。これを繰り返す。

レナリドマイドの効果が減少しきました。IgMが今までになく急速に上昇してきた。1月5日には3618、1月19日には・4916、1月26日には6738、そして2月2日にはついに8400にまで上昇してしまった。今までにない驚くべき増加です。眼科でのサイトメガロウイルス網膜炎の治療のためステロイド剤の使用を避けてきたが、止むを得ず1月19日には、レナリドマイドとの最も主要な併用療法であるデキサメタゾンを使用する事にした。

レナリドマイド15mg毎日、デキサメタゾン40mg4日間連続服用を開始した。そして4日休薬し、再びデキサメタゾン40mgを4日間服用する。これを繰り返す高用量デキサメタゾン療法を取り入れたが全く効果は見られなかった。

Ⅷ、新たな治療を求めて・第1回DCEP療法

1、入院治療へ(2011・2・3~3・12)
1月26日の診察日、IgMの数値が6738になったという急激な上昇を見て、主治医は入院の必要性を主張した。入院でかなり強力な抗がん剤を用いて治療しなければならない段階にきているということだ。

そこで医者は、シスプラチン、エトポシド、シクロホスファミド、デキサメタゾンを組み合わせたDCEP療法の説明をした。26日には入院手続きをしましたがなかなかベッドが空かないのだろう、次の診療日2月2日になっても入院日の連絡が来なかった。IgMは8400になり、体調的にも倦怠感が全身をおおっている感じだ。主治医が病棟担当の責任者を呼び出し、どれ程入院が必要かを訴えた。病棟は血液内科ではないかもしれないが、明日入院できるように手配するとの回答をもらった。2月3日からの入院が決まった。それが3月12日の退院までという長い期間になってしまった。

2、DCEP療法・治療内容

▼ デキサメタゾン33mg: 1日30分点滴で4日間行う。
▼ シスプラチン16mg: 4日間かけて点滴。1日目はAM11時から翌日のAM10時まで、1時間休んで、またAM11時から翌AM10時まで行う。これを4日間、つまりほぼ96時間休むことなく点滴し続ける。
▼ エンドキサン650mg: 4日間かけて点滴。1日目AM11時から初めて96時間休むことなく点滴し続ける。
▼ エドポシド65mg: 4日間かけて点滴。エンドキサン同様1日目AM11時から初めて96時間休むことなく点滴し続ける。
その他、毎日デキサメタゾンの点滴の前に制吐剤カイトリルの点滴を行う。また1日1リットルのソルデムを点滴し続ける。

3、治療経過

2月3日 入院
2月3日~6日 骨髄穿刺、中心静脈カテーテル挿入、心臓エコー、レントゲンなどの諸検査が行われる。
眼科医の診療も平行して行なわれた。2月4日には眼の痛みと頭痛が突然襲ってきった。IgMが増加し網膜の毛細血管に影響を与えた可能性が大きい。眼圧を下げる点滴をして痛みは収まった。
2月7日~11日 4日間のDCEP療法が行なわれる。
2月14日 IgMが8400から6370に減少した。
2月14日頃より骨髄抑制が強まる。白血球は300→70→200→300と低迷状態が続く。G-CSFを14日から28日まで連日投与。血小板にもかなり影響がでて輸血を繰り返した。2月16,18,21,25,28日に行なった。
2月15日 高熱が出始める。毎日ほぼ決まっていて午後突然体が震えだし歯の根が合わず、悪寒が全身をおおう。ありったけの毛布と借りている電気毛布をかけその中に包まってがたがたと震えている。20分位経つと震えは収まりやがて段々と熱くなる。タオルケット1枚でもいい位だ。その頃熱が一番高く39度以上ある。その高熱が連日続く。
2月25日 高熱が収まる。白血球が700、好中球が240。
2月28日 IgMが2673まで下がる。白血球の数値が上昇し始める。口内炎もそれに合わせて完治する。白血球2100と好中球1170になった。
3月10日 白血球3200、好中球2100、血小板6.4になり退院確定。
3月12日 退院

レナリドマイド開始からDCEP療法終了までのIgMの推移
グラフ4

2010・9・26 レナリドマイド使用開始
2011・2.3  DCEP療法のため入院
     2.28 IgMが2673まで減少

DCEP療法での入院から退院までの血液検査結果データー
iiiii.jpg

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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なければならない。その先に希
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