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血液内科、眼科、口腔外科の診療

3月30日(水)
果たしてベルケイドは効果を発揮しているか。今日の最大の関心事だ。ベルケイドが効いてくれさえすれば、少なくとも半年位はこの療法で通院治療が可能だ。その後は治験による治療をおこなえばいい。

眼科に関しては2週間1度通院し、眼底検査を行い、サイトメガロウイルスの動きをチェックし、左眼の眼圧が上がり目の痛みを感ずることのないように、点眼薬とダイアモックス、アスパラカリウムを処方しながら網膜の様子を診察している。時々右眼の様子も見ながら問題が起こっていない確認する。

口腔外科は、放っておいても今の所問題はないが、免疫力が下がって来た時に感染源になる可能性がある歯の脇に出ている骨を削るかどうかの判断が難しい所だ。現在がん治療中であることで、免疫力が下がり、血小板が下がっていくような状況で、感染の恐れや出血を伴なう歯科手術はかえってマイナスではないかという判断もある。当面問題の歯の箇所が炎症を起こしていないかチェックするため口腔外科に通わなければならない。

こういう状態なので、1日にまとめてしまった結果3ケ所の診療を受け、ベルケイド+デキサメタゾンの点滴をするというかなり込み入ったスケジュールをこなさねばならなくなった。

検査結果
IgM  3928 (3/30)←3318(3/24)←3141(3/17)←2802(3/10)
白血球  4100←2800←2800←3200
好中球  2890←1600←1470←2100
赤血球  305←287←297 ←284
網赤血球  27←26←37←21
ヘモグロビン  10.0←9.5←9.6←9.
血小板  9.5←8.8←12.4←6.4←3.8


 ベルケイドは形質細胞腫瘍に対してほとんど効果を発揮していない。IgMは減るどころか1週間に600も上昇してしまった。昨年9月までベルケイドを使った治療法をやっていた。それが効果を失ったのでレナリドミドを使用した治療法に変えた経過がある。薬物耐性で効果を失った薬も2年位経つとまた効果を発揮する。しかしベルケイドをやめてからまだ半年少ししか経っていない。やはり無理なのかもしれない。

IgMの数値を見て、がっくりと肩を落としながら医者と私は同時にサリドマイドしかないだろう、と言った。ベルケイド+デキサメタゾンにサリドマイドを加えた治療法を行なって見ようということだ。レナリドミドは周りではあまり評判が良くない。まだ例が少なく確定的なことはいえないが、思ったより効果的な働きをしていないようだ。だからベルケイドと併用するのはサリドマイドの方がいいということだ。もはや何でも試してみる外ない。

IgMが減少しないことの原因はおそらく多岐に渡っているのだろう。3月10日の血液検査において形質細胞が血液中に現れた。過去には1月26日に一度現れている。その時の割合は記載されていなかった。3月10日には0.5%、3月17日には数値記入なし。3月24日にも0.5%と増えてはいないが何らかの影響を及ぼしてはいるのだろう。

さらに連銭形成 (rouleaux formation)という言葉も昨年の9月29日からの血液検査結果の表の中に記されるようになった。それは今日の血液検査にも継続している。これは血液中で赤血球が貨幣を積み重ねたように互いに粘着しあった状態。赤血球は血液中では通常個々に遊離した状態で存在するが、ガンマグロブリンが増加したときなど、特殊な状況下でこのような現象が起こる。

昨年の12月28日には中毒性顆粒とデーレ小体という言葉が登場した。デーレ小体の記載は2月28日で終っている。好中球の中毒性顆粒は、通常よりも好中球の顆粒が大きく発生機序としては、好中球の消費が亢進して需要が拡大する状況が存在し、骨髄から分裂回数を減らして早期に抹消血に動員されたものと考えられる。好中球減少時のG-CSF 投与によっても同様の所見が見られる。臨床的には急性炎症時、特に細菌感染症や悪性腫瘍など重症患者に多く出現する。

デーレ小体は好中球が短縮する場合に見られ、感染症や化学療法で観察される。炎症性疾患での有用な指標として捉えられている。入院中の発熱が終った段階でデーレ小体の記載がなくなったことは関係しているのかもしれない。

 眼科では通常の眼底検査を行い、左眼の眼圧が28であると言われた。右眼の眼圧は14で正常値である。担当医は九州の病院に移動するということだ。現在症状は安定していて、眼圧を下げる薬を服用し、点眼薬を注していれば、眼の痛みが生ずることはない。大丈夫だと思ったなら薬の服用をやめてもいいし、点眼薬の使用を中止してもいい。眼の具合に応じて量を調節しながら対応して欲しいということだった。

 口腔外科では、やっと医者が本当は何を問題としようとしていたか分った。歯の横に骨が出ていて、それが炎症を引き起こし感染減になるという話だった。しかし今日の話はそれとは異なり、歯の横の骨の影響より、細菌の感染の恐れはむしろ別の所にあるということだ。

ブリッジしている歯と歯茎の間に隙間が出来ている。歯が上の奥から2番目にあり、その隙間に食べかすが挟まりやすく、挟まるとちょっとやそっとでは取れない取りにくい所なのだ。それが炎症を引き起こしたり、そこの歯茎から出血する原因となる。まさに細菌の繁殖の巣となってしまう。感染源とはそういったことだ。

歯の骨をどうするかよりも、歯の隙間の食べかすを丁寧に除去する事が何よりも感染の防止になる。丁寧な歯磨きと、歯のうがいを何回も繰り返し行うこと、鏡で患部を見て、食物が詰まっていないか確認する、などの指示を与えられた。ともかく徹底して口腔ケアが必要だという事を何度も念を押され言われた。大分前に口腔ケアをしっかりした人はインフルエンザや風邪にかからなかったと、ある病院での実験での報告をテレビでやっていたが、口腔ケアは感染予防と、色々な意味での健康維持にも役立つのではではないかという気がする。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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飛鳥山踏破予定

こんばんは。(^_^メ)

 ベルケイドは,昨年9月まで使っていたのでしたか。なんとか,サリドにがんばってもらいましょう。
 わたしの場合,連銭形成は,治療開始の最初からずっと"1"になっていますよ。"0"が「確認されず」で,"1"が「確認された」。
 yosimineさんの場合,いままで検査項目にはいっていなかっただけではないでしょうか。

春です

いよいよ桜の季節ですね。飛鳥山から攻略ですか。来週は少し気温が下がるらしいですが、出かけるのには絶好の季節となりました。色々と回ってみたいと思います。
病院によって血液検査の項目が違うようです。連銭形成も中毒性顆粒も医者の指示である時から検査項目に加わっただけなのかもしれません。
WMの患者には連銭形成は多いと書いてありました。医者も連銭形成だからどうこうなるというようなことは言っていません。WMという病気になると色々と体に変化を来たしてきているのでしょうね。

鎌倉山踏破予定

 それがどっこい,連銭形成だと,どうこうなるのです。連銭RBCは酸素と結合しにくい。貧血症状が出やすい。
 ただでさえRBCが少ないのに,その少ないRBCがダマになっている状態。それがWM患者のRBC。

> 血液中のたんぱく質であるフィブリノーゲン、免疫グロブリン(ガンマ・グロブリン)、アルファ・グロブリンは連銭形成を起こしやすくします。
>逆にアルブミンは連銭形成を起こしにくくします

http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/3423/Blood.html

 免疫グロブリン過剰,アルブミン不足,まさにWM患者。

No title

そうなんですか、連銭形成された赤血球は酸素と結合しにくく、貧血症状が出やすいという事を始めて知りました。そういったことも原因となって息切れや疲労感などの症状となって現れて来ているのかもしれません。ただ赤血球が少ないという人よりも赤血球の働きが悪く影響が大きいのでしょう。
医者もこちらから聞かないと細かいことまで説明してくれません。今はIgMの上昇をどうしらいいか考えるだけで頭が一杯で外のことには気が回らないのでしょう。

都知事に逆らい花見をするぞ!

 連銭RBCは酸素と結合しにくい,貧血症状が出やすいというのは,主治医から聞いた話なので,一般的な知見にはなっていないかもしれません。
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yosimine

Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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