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熊谷桜堤

4月6日(水)
診療と点滴を終え1時前には病院を出ることが出来た。早く終わったら熊谷桜堤に行ってみようと思っていた。桜堤は熊谷駅から5分ほど歩いた所にあり行きやすい。赤羽から高崎線直通の湘南新宿ラインに乗れば1時間もかからず熊谷まで行ける。一時運行を見合わせていた湘南新宿ラインがいつの間にか復活していた。

桜の季節になると何故か何処でもいいので、桜を見に行きたいという強迫観念のようなものを感じる。桜を見ようと何時から思ったのか。2006年4月入院中病室から近くの寺院の庭に咲く桜を見て、来年は花見に行くぞと思ってからだろう。

病気になって余命宣告されてから、桜を見る目が変わってきた。満開の桜を見ながらあと何年見る事が出来るのだろうか、今年が最後になるのではないかと思わせる花なのだ。桜は華やかさと同時に瞬く間に散ってしまう虚しさを感じさせる。どんな人生だろうがあっというまに終わってしまうという諸行無常を感じさせる所が共感を呼ぶのかもしれない。

「現実をありのまま受け取る、その上で自分の生き方をみつけていく。どうにもならないこと考えてもどうにもならない、ということを明らかに知る。ただそれだけのこと。」と元木鶏二氏が言っているが、桜が芽を吹き花を咲かせ、あっという間に散り、葉を茂らせ緑の木陰を作り、やがて赤と黄に葉染め散っていく。

個々人の日常的な営みとは全く無関係に季節によって自らの姿を変えて行く。自然の営みの中から今の自分の生き方を対象化し見直していく事が出来るだろう。桜のまばゆい開花は、生きているという実感を与えてくれる。やがては散る時のために今を最も華やかに自己主張しているのだろう。

熊谷桜堤 「花の名所案内から」
サクラの名所100選にも選ばれている「熊谷桜堤」は、熊谷市の南にある荒川沿いの堤の通称。江戸時代から名高く、戦前には桜の名所として知れ渡り、上野から臨時のお花見電車が出るほどに人気があったという。 現在は約2キロにわたってソメイヨシノ約500本が壮麗な景観を描き出す。

能谷駅南口から荒川に向って歩いていく。市立熊谷図書館と市立市民体育館を左に見ながら行くと、すぐに荒川土手に着く。目の前に「熊谷桜提」と書かれた石のモニュメントがあり、すぐに分る。まず土手に上がる。桜は残念ながらほとんどが蕾で咲いていても2分か3分位なものだ。東京ではかなり咲き始めていたので期待していたが思ったより低調だった。ただ木々の蕾が濃いピンク色なので、桜並木は全体的には薄い赤に染まっているように見える。

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土手の駅側に桜並木が延々と続いている。土手の川側は広い河川敷を利用した熊谷荒川緑地と荒川運動公園が広がっている。サッカーやラグビーのコートもあるよく整備された公園である。

土手下の桜並木の前にはかなりの屋台が並んでいるが、まだ桜はほとんど咲いていないし、見物客も少ないので半分以上が店を開いていない。今週末あたりがかき入れ時なのだろう。暖かい昼下がり、桜は咲いていないが家族や小さい子どもを連れた主婦が集まってお弁当を広げている。近所の町内会の集まりだろうか、宴会道具を運び込んでいる団体もあった。

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最初は土手を右側方面に向って歩いて行った。500m位行くと、荒川大橋にぶつかりそこで桜並木は終っている。土手が荒川大橋に行き当たる所に「川守地蔵」の像があった。水害から町を守るようにと建てられたのだろう。

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菜の花畑
最初の出発地点に戻って今度は左に進んで行く。桜並木は延々と続く。30分位歩いて行くと桜並木は終わる。するとそれと入れ違いのように菜の花畑が土手沿いに広がって来る。菜の花畑の中に桜並木の一番端の4、5本が立っていて、桜の花が満開になればピンクと黄色の色の取り合わせがさぞ美しいだろうと思わせる。

最初はわずかだったが進むにつれその面積が広がってくる、やがてあたり一面菜の花畑となる。菜の花が発する春の香りに全身が包まれるようだった。

菜の花畑は土手沿いにかなりの距離続いている。桜並木の距離の半分位あるようだ。こちらの方には見物客は全くといっていいほど来ない。自転車に乗った2、3と会っただけだ。菜の花のことは熊谷桜提の紹介の所に全く触れていない。だから桜並木を最後まで歩いた人以外菜の花畑を知ることはない。桜並木はずっと同じような景色だから、ウォーキングを目的としてない限り最後まで30分近くもかけて歩こうとは思わないのだろう。

お花見の人たちは屋台に周辺に集まっているので、桜並木全体を見に来るわけではない。だから菜の花畑のことには全く気がつかない。桜はまだほとんど開花していないが菜の花は満開だ。見るのならこちらの方が見応えがある。あまりにも人が来ないので何ともったいないのだろうと思ってしまう。

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テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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